リグロースラボ「M5」「M7α」は、安くて高品質なミノキシジル発毛剤
リグロースラボ(Regrowth Labs)は「2018年」に販売が開始された新しいミノキシジル商品です。
シリーズは今回紹介する
- リグロースラボ「M5」
- リグロースラボ「M7α」
を含め、全部で「8種類」
8種類の中には特殊な商品もありますが、オーソドックスなミノキシジル商品は、
- 「高品質」
- 「リーズナブル」
ということから、口コミ(レビュー)でも高評価を得ています。

例えば、
リグロースラボ「M5」は、
有効成分である「ミノキシジル5%」のみを使用。
リグロースラボ「M7α」は、
「ミノキシジル7%+3種類の育毛成分」と、かなりシンプルな作りになっています。
その結果…
価格が安く継続しやすい商品になっています。
わかりやすいイメージとしては、人気ミノキシジル外用剤「フォリックスFRシーズ」を、よりシンプルにした感じです。

今まで、ミノキシジルに効果があるのは知ってたけど…
- 「値段が高くて手が出せなかった…」
- 「一時期使っていたけど、値段的に続けるのが大変だった」
という方でも、リグロースラボなら、経済的にも続けやすいのでおすすめです。
リグロースラボM5・M7αの基本情報
M5 | M7α | |
参考価格(容量) | 2,500円 1本60ml(約1ヶ月) |
3,800円 1本60ml(約1ヶ月) |
まとめ買い(2本) | 3,400円 (1本1,700円) |
なし |
有効成分 | ミノキシジル5% | ミノキシジル7% |
サポート成分 | とくになし | アゼライン酸・トリコゲン・銅ペプチド |
販売元 | アメリカ製 サファイアヘルスケア社 |
|
タイプ | ローション (スプレー) (スポイト) |
|
使い方(塗り方) | 1回2プッシュ(1ml) 1日2回 4時間以上は洗い流さない |
この記事の目次
リグロースラボが安いのは、なぜ?
冒頭部分でリグロースラボは、シンプルな設計にして「低価格(リーズナブル)」にしていると書きました。
実はリグロースラボを製造しているメーカーは、アメリカの
「サファイアヘルスケア社(Sapphire Healthcare LLC)」
という会社になります。
海外製のミノキシジル商品を検討している方ならご存知の方も多いかと思いますが、大人気ミノキシジル発毛剤である「フォリックスシリーズ」を製造販売しているメーカーです。
つまり…
- 「リグロースラボ」
- 「フォリックス」
は、同じアメリカの会社が作っている商品なのです。

有効成分のミノキシジルに豊富なサポート成分を使用しているフォリックスは、当然人気が高くなるのですが、中には「もっと手軽に使いたい」という声も。
育毛成分を豊富に使用すれば当然 値段は上がるので、リグロースラボはフォリックスよりも、育毛補助成分を少なくする代わりに「価格」をリーズナブルにしたということですね。
- フォリックスシリーズ
育毛サポート成分が豊富 - リグロースラボ
低価格で継続しやすい
ただ 発毛に大きく関わる有効成分の「ミノキシジル」は、リグロースラボにもしっかりと配合されているので、効果には十分な期待が出来るかと思います。
それに安くても品質は変わらず、FDA(アメリカ食品医薬品局)の「cGMP」という厳格な品質基準を満たした施設で製造されているので、その点も心配いりません。

最安値だとリグロースラボM5は、国内商品の4分の1の価格?!
参考までに国内で人気の商品と価格を比較してみると、以下のようになりました。
リグロースラボ (M5) |
リアップ (X5プラス) |
|
参考価格(単品) | 2,500円 | 7,611円 |
セット価格(2本) | 1,700円 | - |
ミノキシジル濃度 | 5% | 5% |
容量 | 60ml | 60ml |
※リグロースラボは個人輸入代行サイトの「オオサカ堂」の価格を参考にしています
※リアップX5プラスは「Amazon」の価格を参考にしています
ミノキシジル5%のリグロースラボM5は、1本「2,500円」で購入でき、2本セットを購入すると1本あたり「1,700円」で購入できます。
対して、同じ成分量のリアップX5プラスは、1本「7,500円ほど」なので…
- 単品で購入しても…3分の1の価格
- セットで購入なら…4分の1の価格
と、かなりお得に購入できます。
※リグロースラボは海外商品のため外為により価格が変動することがあります。
カークランドの方が安いのに、リグロースラボM5の方が人気な理由
元祖ミノキシジル発毛剤とも言われる「ロゲイン」のジェネリックにあたるのが「カークランド(Kirkland)」です。カークランドは、リグロースラボM5と同じく
- 「ミノキシジル5%」
- 「60ml」

1本あたりで計算すると、1,675円になるので若干ですが、リグロースラボM5よりも安く購入できます。
リグロースラボM5 | カークランド | |
価格(単品) | 2,500円 | なし |
価格(1本あたり) | 1,700円 | 1,675円 |
ミノキ濃度 | 5% | 5% |
容量 | 60ml | 60ml |
ただし オオサカ堂のランキングを見ると、リグロースラボM5の方が上位にあるため、利用している方が多いことがわかります。
考えられる理由として…
- フォリックスを含めサファイアヘルスケアの商品が単純に人気がある。
- 口コミに痒みが少ないという声が多く使いやすさの面で評価が高い。

実は昔に作られたロゲインやカークランドといった商品には「プロピレングリコール(PG)」というアルコールの一種が添加物(溶剤)として使用されています。
プロピレングリコールは、次のような用途で使用されることが多い成分です↓
- ミノキシジルを水に溶かす(溶剤・乳化剤)
- 有効期限を長くする(防腐剤・抗菌剤)
- 頭皮に潤いをもたらす(保湿剤)
プロピレングリコールは、育毛剤以外に化粧品にも使われることが多い優秀な成分なのですが、
- 頭皮の痒み
- かぶれ
- 炎症など
を起こしやすいという「デメリット」も指摘されています。
また 近年では、PGに代わるもっと刺激の少ない成分が開発されているので、国内でも「プロピレングリコール不使用(PGフリー)」の商品が増えてきています。
リグロースラボM5、M7αには、「プロパンジオール」という成分を代わりに使用し作られています。
プロピレングリコール(PG)が「石油由来」の成分に対して、プロパンジオールは「植物由来」の成分になるため、
皮膚(頭皮)への刺激が低く、アレルギーの心配もほぼないそうです。
- プロピレングリコール(PG)→「石油由来」
- プロパンジオール →「植物由来」
そのため「ミノキシジル商品を使うと頭が痒くなる…」という方でも、リグロースラボなら使える可能性も高いというワケです。
※ミノキシジルが合わない方は難しいかもしれません
リグロースラボ「M5」と「M7α」の違いを比較
リグロースラボ「M5」と「M7α」は、シリーズ内でもとくにシンプルな構成で作られています。
お互いの違う点は
- ミノキシジルの成分濃度
- 育毛サポート成分
- 価格
この3つです。
使われている「技術」「品質」「付属品」などに差はありません。

リグロースラボM5 | リグロースラボM7α | |
ミノキシジル | 5% | 7% |
育毛成分 | 特になし | アゼライン酸・トリコゲン・銅ペプチド |
価格(1本) | 2,500円 | 3,800円 |
価格(2本セット) | 3,400円 (1本1,700円) |
- |
違いは大きく分けて3つ

お互いを比較したデータというのはないのですが、一般にミノキシジルは成分濃度が高いほど発毛効果も高くなると言われていることを考えると、
リグロースラボM7αの方が、高い効果に期待できると言えそうです。

リグロースラボM7αには、育毛をサポートする「3つの成分」が、プラス配合されています。
3つの育毛サポート成分
- アゼライン酸
- トリコゲン
- 銅ペプチド
※詳しい成分の解説は後述します
ということで M7αの方が成分的には優秀なのですが、

単品で購入すると…
M5は1本2,500円なのに対し、M7αは1本3,400円と、900円の差があります。
この900円の差で、2%ミノキシジル濃度が高く、育毛成分が3種類も多いなんて「安い!」と捉えるか…
900円も違うなら、元々の値段が安くて続けやすいM5の方が良いと捉えるか…
この辺りは好みが分かれそうです。
- 安さで選ぶなら
→リグロースラボM5 - 成分で選ぶなら
→リグロースラボM7α
M7αにはお得な2本セットがないので「継続」を考えるとリグロースラボM5の方がだいぶ安く購入できます。
どっちがいい?「リグロースラボ」vs「フォリックス」
同じ会社が製造・販売する
- リグロースラボ
- フォリックス
結局「どっちがいいの?」と迷っている方が多いようなので、同じミノキシジル濃度の商品で比較してみたいと思います。
- ミノキシジル5%
「リグロースラボ M5」
「フォリックス FR05」 - ミノキシジル7%
「リグロースラボ M7α」
「フォリックス FR07」
リグロースラボM5とフォリックスFR05の違いを比較
ミノキシジル5%の「リグロースラボM5」と「フォリックスFR05」を比較すると、以下のようになりました↓
リグロースラボM5 | フォリックスFR05 | |
価格(1本) | 2,500円 | 4,075円 |
価格(2本セット) | 3,400円 (1本1,700円) |
7,150円 (1本3,575円) |
ミノキシジル | 5% | 5% |
補助成分 | 特になし | 13種類 |
PG | プリー | フリー |
リポソーム技術 | 採用 | 採用 |
フォリックスFR05の補助成分
まとめてみると、「価格」と「サポート成分」に大きな違いがあることがわかります。
リグロースラボM5は1本「2,500円」なのに対し、フォリックスFR05は「4,075円」と、1,500円ほど差があります。
さらにお得な2本セットで比較すると、「フォリックスFR05の半額以下」という値段で購入できることがわかります。
価格にこれだけの差が出るのは、フォリックスFR05に「13種類」もの育毛補助成分が配合されているからです。
ちなみにオオサカ堂ではリグロースラボM5の方が口コミ数が多いので、5%の商品ではリグロースラボを利用されている方が多いようです。
リグロースラボM7αとフォリックスFR07の違いを比較
同じように ミノキシジル7%配合の「リグロースラボM7α」と「フォリックスFR07」でも比較してみましょう↓
リグロースラボM7α | フォリックスFR07 | |
価格(1本) | 3,800円 | 4,480円 |
ミノキシジル | 7% | 7% |
補助成分 | 3種類 | 16種類 |
PG | プリー | フリー |
リポソーム技術 | 採用 | 採用 |
リグロースラボM7αの補助成分
フォリックスFR07の補助成分
リグロースラボM7αも上記のサポート成分が「3種類」入っていますが、フォリックスFR07の「16種類」と比べると見劣りしちゃいます。
ただ、その分「680円ほど」安く買うことができます。
1回分だと680円の差はあまり大きく感じませんが、1年使えばトータル8,160円ほどの差になります。

とくに「AGA」で悩まれている方の場合、原因として考えられている「DHT(男性ホルモン)の抑制」も考えなくてはいけません。
そうしたとき「フィナステリド」の併用も考えると、この「8,160円」をサポート成分に回すよりは、フィナステリドに当てたほうが良いということも考えられます。
海外のプロペシアジェネリックであれば、年間の使用でもこのくらいの値段で済んでしまいます。
育毛サポート成分の違いは大きい?
結論から言ってしまえば、やはりサポート成分は「サポート」ということになりそうです。
発毛に大きく関わるのは「ミノキシジル」ですし、脱毛抑制に効果が期待されるのは「フィナステリド」です。

もちろん サポート成分が多い方が効果を実感しやすくなるとは思うのですが、いちばん大事なことは継続です。
今回の場合だと、有効成分であるミノキシジルは同じ「5%」「7%」なので、どちらの商品も一定の効果が科学的に認められてます。
対して サポートとして含まれている成分は、ミノキシジルほどの実力は残念ながらないみたいです…。
継続していくことを第一に考え、「とりあえずはミノキシジルでしっかり発毛を促していく!」というのであれば、続けやすいリグロースラボが良いかと思います。

予算に余裕があるのであれば、育毛成分が豊富なフォリックスが良いかと思います。
とくに「高濃度の商品」であるほどフォリックスの方が人気が高いので、価格よりも成分内容にこだわる方が多いようです。
フォリックスには、
- アデノシン
- プロシアニジンB2
- アゼライン酸 など
科学的にも「かなり効果に影響するのでは?」と言われている成分も含まれています。
なので、育毛サポート成分が多く含まれているフォリックスシリーズを検討するのも1つかもしれませんね。

フォリックス | サポート成分 | 参考価格 |
FR16(16%) | 6種類 | 5,180円 |
FR15(15%) | 10種類 | 4,940円 |
FR12(12%) | 8種類 | 5,180円 |
FR10(10%) | 18種類 | 4,880円 |
FR07(7%) | 16種類 | 4,880円 |
FR05(5%) | 13種類 | 4,070円 |
FR02(2%) | 13種類 | 3,750円 |
とくにサポート成分が多いのが「FR10」という最新の商品になります。
また「ベタつき」や「バリバリ感」など、使用感についても口コミではフォリックスの方が高評価だったので、この部分も参考になるかと思います。
使用感の違い(口コミあり)
どちらも「使いやすい」との声は多いのですが、口コミをみる限りではフォリックスの方が評価が高いように感じました。
ただ どちらも、
- 「プロピレングリコール不使用」
- 「リポソーム技術採用」
と、低刺激に作られているため、使用感は「高評価」です。

フォリックスには「メントール」「ハッカ油」が使われているので「スースー」する感じがあります。
対して リグロースラボには、清涼剤が使われていません。
この辺りは好みになるので「清涼感があって良い!」という声もあれば「刺激感に感じる…」という方もいるので、好みで選べばいいかと。

ただ、継続していく上で「使用感」は結構大事なので、気になる方は最初だけ両方注文して自身で比べてみるのも良いかもしれませんね。
あとはレビューがたくさんあるので、そちらを参考にしてみるのも良いかと思います。
リグロースラボ 参考の口コミ
- 特に痒みなど副作用はありませんでしたが、垂れやすいので注意。
- ベタつき等はなく、匂い、使用感も申し分ない。
- かゆみも無いし、ゴワゴワ感は整髪料を軽く付けた感じ。
- かなりべたつきと、アワがでる。
- 付けた後ややベタつきがあるが気にならない程度。
- ベタつき、痒みはほとんどなく、今までで一番使い心地が良い。
※リグロースラボ M5、M7a
フォリックス 参考の口コミ
- 髪のゴワゴワ感も少なく、乾くのも早いので、朝の使用も問題なし。使用感は快適。
- 無色無臭でパリパリしないのが良い。
- 無臭ではないが気になる程ではない。スプレーも自然に広がり、刺激も全く感じず一安心。
- 少しベタつきが気になる。
- におい、べたつき、ともに不快に感じるところはない。
- 髪がペタッとならところが良い。
※フォリックス FR05、FR07
リグロースラボM5・M7αの発毛効果を解析
リグロースラボ「M5」「M7α」は、とてもシンプルな構成で作られています。
リグロースラボM5
リグロースラボM7α
簡単にですが、含まれる成分の効果について解説していきたいと思います。
添加物を含む「全成分」は、こちらで確認できます↓
ミノキシジル(5%・7%)
ミノキシジルは主に「発毛効果(発毛促進)」が認められている医薬品成分になります。

有効成分であるミノキシジルは…
- リグロースラボM5は「5%」
- リグロースラボM7αは「7%」
配合されています。
ミノキシジルは濃度が高いほど強力とされていて海外の研究では、5%濃度と2%濃度を比較した場合「45%も増毛効果があった」と、報告されています。
国内外の研究を調べてみても、5%と7%を比較したものはなかったのですが、一般にミノキシジル濃度が高くなるほど効果は高まると考えられています。
ミノキシジルの効果については、
国内の「リアップの臨床データ」を参考にすると良いかと思います。
リグロースラボM5と同じ「ミノキシジル5%」のリアップX5の臨床試験では…
1年間の継続使用で、90%ほどの男性が発毛効果を実感できたと報告されています。また、毛髪数・太い髪の本数ともに増加することが判明しています。
リアップX5の臨床試験データ↓
総毛髪数:終了時 →「21.6本」
太い髪・本数:終了時 →「25.7本」
さらに 海外の情報を見ると、つむじ周辺だけでなく「M字ライン」の髪が増えている写真などもありました。
効果には個人差があるものの、5%でもてっぺん(つむじ周辺)の薄毛改善は、とくに効果を実感しやすい傾向にあるようです。

アゼライン酸(アゼライク酸)
アゼライン酸、海外では「アゼライク酸」と呼ばれていますが、主に「ニキビの治療薬」として使用(承認)されている成分になります。
アゼライン酸の作用には…
- 毛穴のつまりの解消
- 皮脂の分泌抑制
- 抗菌作用
などの効果があるとされていて、薄毛治療にも有効との報告もいくつか出ています。
例えば、1988年に発表された研究では…
「アゼライン酸」と「亜鉛」を組み合わせることで、AGAの大きな原因と考えられている5αリダクターゼを90%以上阻害できるとの報告があります。
また、2005年に発表された研究では…
円形脱毛症の治療にもアゼライク酸は有効だったと報告されています。
参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3207614
参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16343028

ただ、これらの研究はそれほど進んでいるワケではなく、アゼライン酸の効果は実際そこまで認められていないのが現状です。
あくまでもフィナステリドと似た働きがあり、サポートとして役立つ程度と考えられているようです。
【 5αリダクターゼを阻害する成分として有名 】
- 「フィナステリド」
- 「デュタステリド」
5αリダクターゼは、男性型脱毛症(AGA)の原因であるジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンをつくりだす酵素。プロペシアの有効成分であるフィナステリドは、この酵素を阻害することにより薄毛の進行を抑えます。
銅ペプチド
銅ペプチドは、動物実験で「毛包(髪をつくる組織)」を成長させる効果が確認され、ミノキシジルと「類似」した効果があると言われています。
また、フィナステリドやアゼライン酸のように「DHT」を抑制する働きもあるとのこと。
この効果が実際にどこまで作用するのかという部分については、いろいろと意見もあるようなのですが、海外では銅ペプチドをベースにした「Tricomin」という育毛剤も販売されています。
その臨床試験では…
ミノキシジル「2%」と同等の効果があったと報告されています。
つまり、女性用のミノキシジル商品と同じくらいの効果が期待できると言うことですね。
参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17703734
トリコゲン(Trichogen)
トリコゲンは、
- アミノ酸
- ビタミン
- 植物エキス
をブレンドした育毛成分になります。
この成分を開発したのは、世界的な化学メーカー「BASF」で、以下のような非常に多くの成分で構成されています↓
トリコゲンの成分
主に髪の毛の表面を修復し、髪質を「強化」する働きがあるとされています。
また、トリコゲンは毛母細胞の代謝を「活性化」し、髪の成長を促進する効果もあるとされていますね。
メーカーが行った臨床試験でもその有効性が確認されていて、とくに「頭頂部」と「後頭部」で、いちじるしい効果が確認されたとあります。
トリコゲンの使用前と16週後を比較したものです↓
この写真を見ると、確かにトリコゲンによって髪が成長し、使用前には見えなかった場所に発毛が見られています。
このトリコゲンも有効成分ではないので、ミノキシジルのような発毛効果は望めませんが、髪の毛のハリやコシを出し「ボリュームアップ」につながる育毛効果が望めると言う点では、健康な髪を育てるのに非常に役立つ成分になります。
浸透力をアップし有効成分を届ける「リポソーム技術」を採用
リグロースラボには「リポソーム(Liposome)」という最新のバイオテクノロジー技術が採用されています。
この技術のおかげで リグロースラボの成分が頭皮の奥深くまで届き、ミノキシジルの発毛効果を最大限に引き出してくれるそうです。
最近では このリポソーム技術は、多くの化粧品や医薬品にも応用されています。
さらにリポソーム 技術は、成分の刺激をおさえることにも役立つので、プロピレングリコール不使用もプラスして、
リグロースラボは、とても低刺激に工夫して作られていることがわかります。

リグロースラボ M5・M7αの「副作用」と「初期脱毛」
リグロースラボM5とM7αの主成分(有効成分)であるミノキシジルは「医薬品成分」になるため「副作用」にも、注意する必要があります。
ミノキシジルは元々「降圧剤」として開発された成分のため、循環器などの副作用の報告も少数ありますが、リグロースラボのような外用剤の場合、
頭皮に「痒み」や「炎症」が起こるといった「頭皮トラブル」に、とくに注意が必要とされています。
リアップの説明書や海外製ミノキシジル育毛剤の添付文書を見ると、以下の副作用が記載されています↓
主な症状 | |
循環器 | 心拍増加・動悸・胸の痛み |
皮膚関連 | 痒み・かぶれ・フケ・炎症・発赤(皮膚の赤み)・湿疹・熱感・ニキビ |
精神神経系 | 頭痛・めまい・疲労感・気分障害 |
その他 | むくみ・体重増加・しびれ・下痢・吐き気など |
中でも発症頻度が高いのが、
- 頭皮の痒み
- かぶれ
- 炎症 など
「皮膚関連」の副作用と言われています。

- 血流が良くなるため
ミノキシジルが血管を「拡張」することで頭皮の血流がよくなり、自然と痒みを感じるようになる。 - 溶剤へのアレルギー反応
水に溶けにくい性質のミノキシジルを配合するために使用している「アルコール」や「プロピレングリコール」といった溶剤へのアレルギー反応。
リグロースラボは「プロピレングリコール不使用」のため、2つめの問題は対策されています。
また ミノキシジルそのものに「痒み」や「アレルギー」を誘発するような成分はないとされますが、人によっては「肌に合わず痒みを感じてしまう」ことがあるそうです。
ただ 実際に頭皮トラブルが起こった場合でも、原因を特定することは出来ないそうです。

また ミノキシジルは成分濃度が高いほど効果が強く、その分だけ副作用も大きくなる可能性があるとされるため、
リグロースラボM7α(7%)の方が、M5(5%)より副作用がでやすい可能性はあるかもしれません。
なので 初めてミノキシジルを使う場合は、国内でも推奨されている「5%」ミノキシジルのリグロースラボM5から試す方が安心かと思います。
参考:リアップの説明書
参考:ミノキシジルの副作用(海外サイト)
リグロースラボの使用で、初期脱毛が起こる可能性はある?
そもそも「初期脱毛」とは、ミノキシジルなどの強力な発毛剤を使い始めて、数日~数週間に渡って一時的に抜け毛が増える現象のことを指しています。
リグロースラボM5、M7αには「ミノキシジル」が使用されているので、初期脱毛が起きる可能性はあります。
ただし、低濃度のミノキシジルの場合
- 「初期脱毛に気づかない」
- 「初期脱毛が見られない」
ことも多いそうです。
逆に初期脱毛が見られやすいと言われているのが
- 10%以上の高濃度の商品
- 内服のミノキシジルタブレット(ミノタブ)
これらは効果が実感しやすく、初期脱毛も見られやすい傾向にあるみたいです。
もちろん「5%」や「7%」のミノキシジル商品でも報告はありますが、上記のような商品と比べると、ずっと少ない割合になります。
初期脱毛も個人差が大きいと言われているので、「どの程度」とはっきりとは専門家でもわからないようです。
また 初期脱毛は、古い髪が新しい髪と生え替わるために起きる現象だと考えられているため、決して「ネガティブ」なものではありません。
成長の終わった「休止期」の髪が健康な髪に生まれ変わるためのプロセスと考え、前向きにとらえることも発毛をしていくうえで大切とされています。
ヘアサイクルの仕組み↓
初期脱毛は発毛のための「準備段階」と考え、起きても不安に思い焦らず継続して使うようにしましょう。
通常は「数週間以内」に抜け毛がおさまり、その後は「数ヶ月」かけて新しい髪が太くたくましく成長していきます。
なお 既に他の発毛商品を使ったことある方や現在も使用中の方は、リグロースラボに替えても初期脱毛が見られる可能性は「低い」かと思います。
リグロースラボM5・M7αの使い方
リグロースラボ「M5」「M7α」のメーカー側から推奨する「基本的な使い方」は同じで、次のようになっています。
基本の使い方
- 1日2回使用(1回あたり1ml)
スプレー→「2プッシュ」
スポイト →「1mlのメモリ」 - 2~4分間頭皮マッサージをする
- 使用後は最低「4時間」は洗い流さない
※スプレーの場合は「2プッシュ」が1回分(1ml)スポイトには目盛りがあるので、1mlを計測して使用
同じミノキシジル商品なので、リアップやロゲインなどと使用方法はほとんど同じようですね。
リグロースラボの使用時に「頭皮マッサージ」をするように書かれていますが、私的にはしなくてもとくに問題はないかなぁと思っています。
逆にあまり「強い刺激」を与えすぎるのも良くないので、マッサージをする場合は本当にソフトな感じでやるのが良いかと。
また リアップの説明書を見ると「塗布前」にした方がいいと書かれているので、マッサージをするならリグロースラボを使う前にした方が良いかもしれませんね。
付属の「スプレー」と「スポイト」オススメはどっち?
同メーカーが作る「フォリックス」ではスプレーのみでしたが、
リグロースラボ(M5・M7α)には、
- スプレーノズル
- スポイト

初めてミノキシジル商品を使う方には「?」かもしれませんが「スプレー派」と「スポイト派」は、使用感の違いから結構好みが分かれます。
とくに「ポラリス」という商品を使用されていた方はスポイトに慣れている方が多く、スプレーしか選択肢のなかったフォリックスでは「スポイトをつけて欲しい」という声も多かったのです。
スプレーだと手軽にまんべんなく塗布出来るのですが、頭皮に直接つけるのが難しいケースもあるので、シーンによって「使い分けができる」という点でも、両方付いてるのは嬉しいですよね。
口コミを見ると…
- スプレーでは
「2プッシュでは1mlよりも少なく感じる」 - スポイトでは
「1mlまで一気に吸い上げられない」
「メモリが消えてしまう」
といった声も多くあるため、この辺りはうまく調整する必要があるかもしれません。
ただ、スプレーの方が手軽だし使いやすいかなと思うのですが「慣れ」もあるので、初めは両方試してみるのが良いと思います。
基本的には薄毛の部分にしっかり塗布することが大事なので、使いやすい方を選択すればOKです。
効果がでるまでの期間の目安は?
リグロースラボ(M5・M7α)の効果がでるまでの期間の目安は、
- 「最低 2ヶ月」
- 「通常 4ヶ月」
ほどかかると、パッケージには記載されています。
また ミノキシジル5%を配合する「リアップX5」の説明書にも同じように「本剤の有効性は4ヶ月使用後から認められている」と書かれています。
毛髪が成長するには時間がかかります。効果がわかるようになるまで少なくとも4ヶ月間、毎日使用してください。本剤の有効性は4ヶ月使用後から認められています。
髪が成長するまでにはヘアサイクルの関係上、ある程度の時間が必要とされるため、発毛効果を実感できるまでには、数ヶ月は最低でもかかると考えておきましょう。
もしも、6ヶ月使っても全く改善が見られない場合は、ミノキシジルの成分量(濃度)が足りない可能性も考えられるそうです。
そもそもの薄毛の原因がはっきりしていないのであれば別ですが、少しでも改善の余地がありそうなら、ミノキシジル「15%」を配合する「リグロースラボM15」のような高濃度ミノキシジル商品を試してみるという選択肢もあります。
ミノキシジルが効かない場合は、フィナステリドの併用を検討
その他にも ミノキシジルが効かない体質の場合は、
- 「フィナステリド」
- 「デュタステリド」
などの内服薬を中心に、薄毛治療していく必要があるかと思います。
とくに男性の薄毛の約9割は「AGA(男性型脱毛症)」と言われており、
男性ホルモンである「DHT」が原因として大きく関係しているため脱毛抑制(抜け毛の解決)には、フィナステリドが効果的とされています。
国内では「プロペシア」が有名ですが、海外製のプロペシアジェネリックは、同等の効果がありながら価格がグッと安いことから人気です。
リグロースラボやフォリックスと言ったミノキシジル外用剤と合わせて購入する方も多いので、気になる方は参考にしてみてください↓
リグロースラボM5・M7αは「オオサカ堂」がオススメ
リグロースラボは、国内での販売はありません。
そのため購入するには「個人輸入(代行サイト)」を利用する方がほとんどです。
代行サイトはネットで検索するといろいろヒットすると思うのですが、私は大手の「オオサカ堂」を利用しています。
実績が20年以上と長いことや「レビュー数」が多いので、余計な心配せずに買い物できるかなと思い利用し始めましたが、今までとくに問題もなく利用できているのでおすすめです。
サイト自体も使いやすく、注文後のメールの返信も早く、荷物が到着するまでの日数も割合に早い(5〜10日ほど)ので、とくに不便に感じることはないかと思います。
強いていうなら、クレジットが早く使えるようになったら嬉しいですが、振り込みでもとくに問題ないです。
リグロースラボM5は「まとめ買い」で、お得に購入することが可能
リグロースラボM5は、有効成分であるミノキシジルが「5%以下」の商品になるため、2本までまとめて購入(個人輸入)することが可能です。
対して リグロースラボ7αのようなミノキシジル「5%以上」の商品は、1ヶ月に1本しか購入できないことになっています。
※ミノキシジルを使用した商品は「個人輸入できる数量が決まっている」ので、詳しくは厚生労働省のページの「医薬品などの個人輸入について」という項目を参考にしてみて下さい。
また、オオサカ堂では発送方法が
- 国際書留郵便
- ヤマト便
- おまかせ発送便
の3種類から選べます(全て香港発送)

ただ 上記したように、お得な2本セットを注文する場合は「国際書留郵便」になるので、少し日数がかかってしまいます。
とはいっても 通常通り配送が行われている状況であれば、ほとんどの場合は「10日以内」に届くので、意外と早いと感じると思います。
成分鑑定あり!オオサカ堂なら偽物の心配も不要で安心
オオサカ堂では、リグロースラボの「成分鑑定」が行われています。
リグロースラボM5の販売ページのいちばん上を見てみると、成分鑑定が掲載されているので、購入前にチェックしてみても良いかと思います。
成分鑑定は簡単に言ってしまえば、この商品には有効成分がどれくらい入っていましたよと、専門機関が鑑定してくれた結果の報告です。
リグロースラボM5の有効成分は「ミノキシジル5%」なので、ミノキシジルの含有量を調べてもらっています。
ちなみに、掲載されていた成分鑑定をみると「5.21%(5%)」入っていたと報告されています。
まとめ
少し長くなってしまったので、要点をまとめておきます。
リグロースラボは…
- 高品質で安いコスパが良い商品
- M5はミノキシジル5%配合
- M7αはミノキシジル7%+3種の育毛成分
- フォリックスに近い効果を実感できる
- M5は2本セットがお得(1本1,700円)
- スプレー&スポイトが付属
- PGフリーで低刺激
- 初期脱毛は見られにく傾向にある
- 購入はオオサカ堂が利用しやすい
- オオサカ堂は成分鑑定済み