通販史上最強のコスパ?!リグロースラボm15が登場
今回紹介する「リグロースラボM15(Regrowth Labs M15)」は、2018年に登場した最新のアメリカ製ミノキシジル外用剤です。
これまでミノキシジル外用剤といえば、
- リアップ
- ロゲイン
- フォリックス
- ポラリス など
が主流でしたが、最新の「リグロースラボ」もかなり注目され、人気を集めています。
その大きな理由として挙げられるのが、
- 価格の安さ
- 厳選された成分内容
- メーカー(アメリカ製)
とくに M15のような「高濃度ミノキシジル商品」に限定するのであれば、ポラリスが販売終了となってからは「フォリックス」の ほぼ一択となっていました。
- フォリックスFR16→16%
- フォリックスFR15→15%
- フォリックスFR12→12%
フォリックスは商品のクオリティも高いため利用者も多く、リピート率も高いのですが、同じくらい「高品質」で さらに価格が安かったら理想的なんて声も。

リグロースラボM15の「特徴」としては…
- ミノキシジル15%を使用し、強力な発毛効果に期待される
- 発毛をサポートする「トリコゲン(Trichogen)」を配合
- 高濃度ミノキシジルでは「最安値」の価格帯
- 製造元は信頼できるアメリカの会社(メーカー)
国内の薬局で買えるミノキシジル商品の成分濃度は「5%」が上限になっていますが、リグロースラボM15には「3倍」もの量が配合されています。
そのため、5%だと効果を実感しにくいとされる「生え際」や「M字」に対しても、「効果が期待できる!」との声も多くあります。
また、購入しやすい価格が
- 「初めて使う方」
- 「継続して使う方」
どちらに対しても、大きなメリットとなっているようです。
発毛効果が医学的に実証されている「ミノキシジル」は、成分濃度が高いほど効果を実感しやすい(強力)と考えられているため、生え際や進行している薄毛に悩まれている方は、
「多少値段が高くとも手放せない!」
という方も多くいます。

代表的な高濃度商品といえば「FR16」や「FR15」ですが、価格は以下のようになっています↓
参考価格 | |
フォリックスFR16(16%) | 5,180円 |
フォリックスFR15(15%) | 4,940円 |
リグロースラボM15(15%) | 3,500円 |
※オオサカ堂の価格を参考にしています
こうして見ると リグロースラボM15が、圧倒的に安いのがわかりますね。
フォリックスFR15より 1,500円ほど安く購入できるため、リグロースラボM15は、「コスパ最強!」とも言われているのです。

海外の高濃度ミノキシジル商品を検討していて、「なるべく価格もおさえたい」という方にリグロースラボM15は、ぴったりな商品かもしれません。
リグロースラボM15の基本情報
参考価格(容量) | 3,500円 1本60ml(約1ヶ月) |
タイプ | ローション (スプレー) (スポイト) |
販売元 | アメリカ製 サファイアヘルスケア社 |
有効成分 | ミノキシジル15% |
サポート成分 | トリコゲン(Trichogen) |
フィナステリド | なし |
使い方(塗り方) | 1回2プッシュ(1ml) 1日2回 4時間以上は洗い流さない |
この記事の目次
リグロースラボM15とフォリックスFR15を徹底比較
リグロースラボ「M15」を製造するメーカーは、アメリカのサファイアヘルスケア社(Sapphire Healthcare LLC)という会社になります。
そして 高濃度ミノキシジル商品として定番となりつつある「フォリックス」を製造するのも「サファイアヘルスケア社」です。

サファイアヘルスケア社
FDA(アメリカ食品医薬品局)の「cGMP」という厳格な基準をクリアした設備をもち、最先端のバイオテクノロジーによる製品開発を行っている新興企業。
簡単に言ってしまえば、高品質の商品を作っているということですね。
リグロースラボM15の有効成分であるミノキシジル「15%」と同等の含有量の商品が「フォリックスFR15」
- リグロースラボM15→15%
- フォリックスFR15→15%
そして、現時点で不動の人気を集めているのが、このフォリックスFR15になります。
フォリックスFR15は「フォリックスシリーズ」の中でも、一番人気のある商品です。

リグロースラボM15 | フォリックスFR15 | |
参考価格 | 3,500円 | 4,940円 |
容量 | 60ml | 60ml |
ミノキシジル | 15% | 15% |
補助成分 | トリコゲン | アデノシン・プロシアニジンB2・プロキャピル など (計10種類) |
プロピレングリコール | フリー | フリー |
メントール | 不使用 | 使用 |
フォリックスFR15は、10種類もの育毛サポート成分が含まれているのが大きな特徴です。
FR15の育毛成分
アデノシン・プロシアニジンB2・アゼライン酸・銅ペプチド・βシトステロール・プロキャピル・リジン・ビオチン・トコフェロール酢酸エステル・ミリストイルペンタペプチド-17
その分 販売価格は、リグロースラボM15の方が 1,500円ほど安く購入できるようになっています。
つまり、補助成分を減らしコストカットした商品が、リグロースラボM15というワケです。
- 価格重視→ リグロースラボM15
- 効果重視→ フォリックスFR15
こんなイメージで捉えるとわかりやすいかもしれませんね。
もちろん リグロースラボM15にも、ミノキシジルが15%も使用されているので、発毛促進効果は実感しやすくなっています。
ですが、発毛後の「育毛」や「脱毛抑制」といったところで、サポート成分に期待できる点がフォリックス 最大の特徴になっています。

標準濃度のミノキシジル「5%」の商品だと、値段の安いリグロースラボの方に人気が集まっていますが、高濃度の「15%」となると、サポート成分にもこだわる方が多いようです。
中には「補助成分はそこまで重要ではない」と 考える方もいるのですが、高濃度のミノキシジルを検討している時点で、いろいろ試してきている方が多いかと思います。
なので、少しでも発毛・育毛に良いとされる成分であれば、多少値段が高くとも「摂り入れたい」と考える人が多いワケですね。

「成分」を重視するべきか?「価格」を重視するべきか?
両者の成分内容を見たときに、薄毛治療の医薬成分(有効成分)として承認されているのは「ミノキシジル」だけなのですが、
- アデノシン
- プロシアニジン
- アゼライン酸 など
ある程度の効果が科学的にも認められている成分が、フォリックスは全シリーズを通して徹底して含まれています。
もちろん、ミノキシジルほど強力な効果はありませんが、サポートとしては十分と考えられています。
これらのサポート成分に対して「1,500円」という差を、どう感じるかは個人差もあると思いますが、
現段階では1,500円プラスしてでも、フォリックスFR15を選ばれている方のほうが多いようですね。
ただし、リグロースラボM15とフォリックスFR15で、明確な効果の違いを実感できる人は少ないと思います。
とくに 両者の口コミを見比べてみても、男性型脱毛症(AGA)の改善を行う場合
- フィナステリド(内服)
- リジン・亜鉛(育毛サプリ)
など、多方面からアプローチされる方が多いので、結局どれが発毛に関係しているのかわからなくなってしまうケースが多くあります。
確かに、育毛成分が多いに越したことはないですが、薄毛を改善しその状態を維持していくには「継続」も必要になるので、
ミノキシジルを長く続けていくことを考えれば「価格を重視する」という選択で、リグロースラボM15を選ばれるのも良いかもしれませんね。
使用感で「メントール・ハッカ」が苦手な人は、リグロースラボM15の方が良い
成分の違い以外にも「使用感」にも多少の違いがあります。

フォリックスFR15には
- 「メントール」
- 「ハッカ」
が使われていて、頭皮に塗ると「スースー」した使用感があります。
この点について口コミでは…
- 「清涼感があって気持ちいい」
- 「頭皮に刺激があって不快」
と、肯定的、否定的、どちらの意見もあります。
この辺は好みが分かれるため「スースーした使用感が苦手…」という方は、リグロースラボM15の方が使いやすいかもしれませんね。
ただし「肌が敏感な方だと使用できない」といった程の強い刺激ではないため、メントールやハッカに関していえば、ほとんどの方はどちらを使用しても問題ないかと思います。

頭皮の痒みや炎症といったミノキシジル発毛剤に多く見られる「頭皮トラブル」に関していえば、どちらも
- プロピレングリコール不使用
- リポソーム技術を採用
と対策が取られているので、低刺激な商品として作られています。
また、どちらも高濃度ミノキシジルのため、ある程度の「ベタつき」や「バリバリ」する感じはあります。
口コミを見る限りでは「リグロースラボM15の方がベタつきがある」と感じている方が多いようですね。

どちらも「ローションタイプ」の商品になるのですが、
- フォリックスFR15
スプレーノズル - リグロースラボM15
スプレーノズル
スポイト
と、付属品が異なります。
どちらにしても「メリット」「デメリット」があるので 好みの問題なのですが、一応 リグロースラボには「スポイト」が付いてきますよ とお伝えしておきます。
なお、詳しくは「リグロースラボM15の使い方」の項目で紹介しているので、読み進めて参考にしてみてください。
リグロースラボ「M5」「M7α」「M15」の違いを比較
リグロースラボには、ベーシックモデルとして「M15」の他に
- 「M5(ミノキ 5%)」
- 「M7α(ミノキ 7%)」
という商品があります。
M15よりもミノキシジル使用量が少なく、「軽度の薄毛」に適した商品になっています。
※M7αは、育毛サポート成分を「3種類」使用。

3つの商品を簡単に比較すると次のようになります↓
M15 | M5 | M7α | |
ミノキシジル | 15% | 5% | 7% |
価格 | 3,500円 | 2,500円 | 3,800円 |
育毛補助成分 | トリコゲン | なし | トリコゲン・アゼライン酸・銅ペプチド |
※ミノキシジル濃度 5%の「M5」は、まとめ買すると1本あたり「1700円」になります
リグロースラボM5
使用されているミノキシジルの量は標準的な「5%」
育毛補助成分も一切使用されていない一番シンプルな商品です。
その分 価格が抑えられているため、
- ミノキシジル商品を初めて使用する方
- 国内商品を使っていたけど「もっと価格をおさえたい」という方
- ロゲイン・カークランドで、強い痒みに悩まされていた方
など、シンプルな商品ですが、意外と多くの方に選ばれています。
単品だと「2,500円」という価格ですが、
2本セットの購入であれば、1本あたり「1,700円」という値段で購入できるため、長く使用していくには すごく助かる価格で人気があります。
※海外商品のため外為による変動があります
リグロースラボM7α
ミノキシジル「7%」に、
- トリコゲン
- アゼライン酸
- 銅ペプチド
という「3つの育毛サポート成分」を配合。
M15よりミノキシジルは少ないものの、補助成分が充実しています。
ただ その分価格が高くなってしまっているので、選ばれる方もかなり限られてしまう傾向にあるようです…。
同じメーカーが出す「フォリックス FR07」と迷う方も多いようですが、
FR07と比べると価格が安いため、M7αを選ばれる方もいるようです。
ちなみに、FR07には育毛サポート成分が「16種類」も使われているため、少し価格が高く設定されています。
M字ハゲ・生え際への効果を期待するなら「M15」がベスト
薄毛(ハゲ)の中でも「生え際(M字ハゲ)」は、男性ホルモンの影響を受けやすく改善するのが難しいと言われています。
口コミを参考にしても、「5%」や「7%」の商品では、生え際(M字ハゲ)の大幅な改善は難しいとの意見が多くあります。
また 頭頂部(つむじ)でも「進行状態」によっては、広がりすぎていると改善が難しいケースもあるみたいですね。
5%、7%、のミノキシジル発毛剤で効果を実感できなかった方でも、15%なら発毛が見られるケースも多くあるようです。
海外で行われた研究では、5%のミノキシジルで効果がなくても、15%だと3ヶ月で薄毛が改善したとの報告もありました。一応 参考までに。
参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28078868
このことから、リグロースラボM15なら「生え際」にも十分な効果が期待できるかもしれませんね。
リグロースラボM15のような高濃度ミノキシジルは、生え際・M字ハゲにも効果が期待されていて、ネットでは「実際に発毛に成功した!」という体験談も見られるので、期待値は高いかと思います。
初期のAGA(薄毛)であれば「5%」「7%」でも十分かもしれませんが、
薄毛が進行していたり、生え際の発毛を目指す方は、高濃度の商品を検討する方が多いようです。

前頭部の薄毛に悩まれている方は、
脱毛抑制が期待される「フィナステリド」をサポート成分に使用し、最高濃度の16%ミノキを使用した「フォリックスFR16」が、役立つかもしれません。
とくにローションタイプの発毛剤は「液垂れ」の心配もあるので、クリームタイプのFR16は前頭部にも使いやすいとの声も多いのが特徴です。
フォリックスFR16の特徴
- フィナステリドを配合
- 最高濃度のミノキ16%
- 6種のサポート成分
- 液垂れしにくいクリームタイプ
気になる方は、合わせて参考にしてみてください↓
成分から見る!リグロースラボM15の発毛効果
リグロースラボM15に配合されている成分の「効果」や「副作用」について解説していきます。
おさらいになりますがリグロースラボM15には、
有効成分としてミノキシジル15%を使用し、サポート成分として「トリコゲン(Trichogen)」という育毛成分が配合されています。
- 有効成分→ ミノキシジル15%
- 補助成分→ トリコゲン
つまり、発毛や育毛に関わる成分は「2種類」しか使用していません。

ミノキシジル15%
ミノキシジルは世界が認めた発毛成分としても有名です。
主に「壮年性脱毛症(加齢による薄毛)」への有効性が、医学的に認められている医薬成分になります。
そのため、日本皮膚科学会による「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」では、最高ランクの推奨度:A(強く勧める)を獲得しています。
その他に評価「A」を獲得している治療法(成分)には、
- フィナステリド(プロペシア)
- デュタステリド(ザガーロ)
がありますが、どちらも内服タイプなので、外用剤としては唯一ミノキシジルだけが「最高評価」を受けています。

ミノキシジルは元々、血圧を下げる「血管拡張剤」として使われていた成分です。
使用した多くの患者に髪の毛を含む全身の毛が濃くなる「多毛症」の副作用が見られたため、血圧を下げるという作用を排除しつつ、発毛効果が得られる「外用の発毛剤」として使われるようになったのが、始まりと言われています。
元祖ミノキシジル発毛剤とも言われる「ロゲイン(2%)」が、その商品になります。
ちなみに、2%の商品は現在「女性用ロゲイン」として人気を集めています。
※局所的にすることで副作用のリスクを下げている
また、ミノキシジルの発毛効果については、「リアップX5(5%)」の臨床試験が参考になります。
リアップの試験によると、
1年間で「90%程度」の男性が発毛効果を実感し、毛髪数と太い髪(40μm以上)の本数も増加したと報告されています。
リグロースラボM15には、この3倍にあたるミノキシジル「15%」が配合されているため、これ以上の効果が期待できると考えられています。
ですが、実際には「5%」と「15%」を比較した試験や研究のデータはないので、あくまでも可能性として考えられるといった感じみたいです。
ただ、「2%」と「5%」の効果を比較した海外の研究では、
5%の方が太い髪が有意に増加したという報告があります。
口コミを読んでも、高濃度ミノキシジルの方が発毛効果を実感している方が多いように感じました。
リアップの説明書には、5%のミノキシジルでは「下の図」左2つ程度までしか効果がないと書かれていますが、リグロースラボM15なら、右2つの改善も可能性として期待できるかもしれませんね。
参考:リアップX5説明書
トリコゲン(Trichogen)
トリコゲンは大手化学メーカーのBASFが開発した育毛成分で、アミノ酸、ビタミン、植物エキスを、独自にブレンドしたものになります。
トリコゲン(Trichogen)の成分
アミノ酸(アルギニン、シトルリン、オルニチン、アセチルチロシン)・ビタミンB類(パントテン酸、ナイアシンアミド、ビオチン)・朝鮮人参エキス・アルクチウムマジュス根エキス・大豆タンパクなど
メーカー資料を確認すると、トリコゲンには以下の効果があるとされています↓
- 酸素消費量を上昇させ、細胞の代謝を活性化
- 抜け毛の減少・髪の成長を刺激
- 髪のダメージを修復
また、培養組織の実験では、トリコゲンは細胞の酸素消費量を上昇させることが分かっていて、この結果から「毛母細胞の代謝」を活性化し、髪の成長を促す効果が期待されるそうです。
このトリコゲンを「10%」配合したローションを男性被験者に「16週間(4ヶ月)」に渡って塗布した臨床研究では、抜け毛が減少し、髪の成長を刺激する効果があることもデータとしてあるようです。
下の写真は「フォトトリコグラム」という機械で「使用前」「使用後(16週間後)」の髪の状態を撮影したものになります↓
※左がトリコゲンの使用前で、右が16週後の状態です
緑と赤の位置を比較すると、確かに使用前は髪がなかった場所に、新しい髪が生えているのが分かります。
この海外の研究では「半数以上」の被験者に育毛効果が認められ、とくに「頭頂部」と「後頭部」で、いちじるしい効果が確認されたとのことです。
この研究がどこまで信用できるものなのか という疑問点はありますが、医薬品ではないため効果もそれなりだとは思います。
ただ、その分「副作用」などの心配も少ないようなので「サポート成分」としては、優秀なのではないでしょうか。
また トリコゲンは、育毛に加えて、髪のダメージを「修復」する効果もあることが研究でわかっています。
毛髪に「エーテル」と「アセトン」で故意にダメージを与え、キューティクルが剥がれダメージを受けた髪にトリコゲンローションを塗布すると…
ダメージを受けボロボロになっていたキューティクルが、トリコゲン(10%)によってピタッと整い「良好」な髪の状態になったそうです。
以上のように、トリコゲンは「育毛効果+髪質改善」にも役立つ成分なのです。
痒みの原因「プロピレングリコール(PG)」は 不使用
ミノキシジル発毛剤として海外でよく知られるロゲインやカークランドには、「プロピレングリコール(PG)」という添加物が配合されています。
主に水に成分を溶け込ます「溶剤」としての役割や「保湿」「抗菌」といった作用があるため育毛剤にもよく使われます。
ただし、アレルギーを起こしやすく、頭皮の「痒み」や「炎症」の原因となるとも考えられているそうです。
ロゲインやカークランドの口コミを読んでいても「痒くて続けられなかった」という声をたまに見かけます。

リグロースラボM15では、
プロピレングリコールを不使用とし、副作用のリスクを軽減する工夫をしています。
このため肌が敏感な方でも、使いやすいような作りになっています。
ただ、一般にプロピレングリコールは、強い毒性があるわけではないので「少量」であればとくに問題のない成分と言われています。
アルコールの一種ということもあり、溶剤として配合量が多くなりやすいと影響が出る可能性も高くなるみたいです。
リグロースラボM15は、プロピレングリコールの代わりとして「プロパンジオール」などを使用しています↓
リグロースラボM15の添加物
プロパンジオール・エチルヘキシルグリセリン・変性アルコール・フェノキシエタノール・ジメチルイソソルバイド・ピロ亜硫酸Na・乳酸
プロピレングリコールは「石油」由来なのに対し、プロパンジオールは「植物」由来の成分のため、刺激が少なくアレルギーも起こしにくいそうです。
- プロピレングリコール →「石油」由来
- プロパンジオール→「植物」由来
頭皮が敏感な方は プロピレングリコール不使用のリグロースラボM15が、安心して使いやすいかと思います。
ただ、リグロースラボM15はミノキシジルの含有量が多いため、その点は注意しましょう。
参考:プロピレングリコールによるアレルギー性接触皮膚炎と刺激性皮膚炎
最新科学「リポソーム技術」により、高い浸透力が実現可能?!
リグロースラボM15には、リアップX5の3倍ともなる「15%」とかなり高濃度のミノキシジルが使われています。
ただ、どんなに成分の配合量が多くとも、少しでも多くの成分が頭皮に浸透しなければ効果を実感しにくいかと思います。
そのため、リグロースラボでは「リポソーム』(Liposome)」という最新技術を導入し、浸透力の問題を解決しよう!と、工夫されています。
リポソーム技術という名前は聞いたことある方も多いかとは思いますが、実際どんな風な技術なの?という方もいますよね。

有効成分(今回の場合はミノキシジル)を「リン脂質」の膜でカプセル化し、人間の肌に近い性質をもたせる技術のことです。
いくつもに重になった膜が「徐々に」壊れていくことで、肌の層の奥深くまで成分が届き、さらに効果が長時間持続する と、考えられています。
こんな感じのイメージです↓
大手化粧品メーカーの「KOSE」なども研究開発を進めている先端技術で、育毛剤としてこの技術を導入している商品は、まだ少ないです。
リグロースラボやフォリックスは、さすが「最新科学を駆使した」と、言うだけのことあっていち早く取り入れたようです。
また 近年では、このリポソームの技術が医薬品へも応用されているようですね。
リグロースラボM15には、副作用もあるの?
リグロースラボM15の有効成分として使われる「ミノキシジル」には、強力な発毛作用がある一方で、副作用の報告もあります。
リアップなどの海外ミノキシジル商品には、下記のような副作用が記載されています↓
主な症状 | |
皮膚 | 頭皮の痒み・かぶれ・フケ・湿疹・発赤(皮膚の赤み)・炎症・熱感 |
循環器 | 心拍増加・動悸・胸の痛み |
神経関連 | 頭痛・めまい・気分障害 |
その他 | むくみ・体重増加・下痢・吐き気・嘔吐など |
この中で、とくに報告が多いのは、
頭皮の「痒み」や「炎症」といった頭皮に起こりやすいトラブルとされています。
これら副作用はリグロースラボM15に限ったことではなく、ミノキシジル全般に見られやすい症状と考えられています。
また 上記のように「外用剤」としてのミノキシジルは、塗布した箇所に痒みなどが見られやすい傾向にあるので、肌が敏感な方は注意が必要かもしれません。
一応 プロピレングリコールを不使用にすることで、頭皮に優しい作りにはなっていますが、口コミを見ても「痒くなった」と言う方もいるので、リグロースラボM15でも 皮膚関連の副作用がでる可能性はあるようです。
また、以下に該当する人は使用する際に注意が必要とのことです。
- 血圧に異常のある人
- 心臓や腎臓に障害がある人
- 65歳以上の高齢者
- 甲状腺機能障害のある人 etc
ミノキシジルの内服薬(ミノキシジルタブレット)と比較すれば、局所的である外用剤の方が副作用も少ない傾向にあるみたいですが、それでも副作用がでてしまう方はいるので、体に異常を感じたら使用を中止するようにしましょう。
参考:リアップの添付文書
リグロースラボM15の「初期脱毛」の可能性は?
発毛剤を使い始めて「数日~数週間」に渡って抜け毛が増加することがあり、この現象を「初期脱毛」と一般に呼んでいます。
急に抜け毛が増えると不安になってしまいますが、初期脱毛は「発毛剤の効果が現れる前兆」とも考えられているので、過度に心配する必要はないと言われています。

ミノキシジルなどの成分によって「毛母細胞」が刺激されると、新しい健康な髪と生え替わるため、古い髪がいちど抜けます。
この時抜ける髪は「細く弱った髪」なので、とくに心配する必要はありません。
弱々しい髪はパワーがなく、これ以上 成長の伸びしろがないため、新しい髪と入れ替える必要があります。
このように既に成長の終わった「休止期」の髪が、一気に「成長期」に移行するため、抜け毛が急激に増える初期脱毛が起こるとされています。
ヘアサイクルの仕組み↓
ということで 初期脱毛は、発毛のための準備段階のようなものとして考えられているため、決してネガティブなものではありません。
また、初期脱毛は強力な発毛剤ほど起こりやすいとされているため、リグロースラボM15のような「ミノキシジル15%」ともなると、
初期脱毛を経験する可能性は高いと言えそうです。
口コミを見ても、多くの方に発毛と同時に初期脱毛が見られているようです。
ただ、通常は初期脱毛が起きても時間とともに解決するので問題ないとされています。
そのため「数週間」は我慢して、継続使用するようにしましょう。
※初期脱毛が起きなくても「効果がない」ということではないそうなので、その点も理解しておきましょう。
リグロースラボM15の使い方・塗り方
リグロースラボM15の使い方は、
1回「2プッシュ(1ml)」
1日「2回」
薄毛の箇所に塗布します。
塗布してから、最低でも「4時間」は洗い流さず、成分を頭皮に浸透させます。
1日2回なので「朝」と「夜」に、1回ずつ使用する方が多いようです。
これなら4時間以上 間隔も開くのでわかりやすいです。
なお、リグロースラボのボトルには「2~4分間」マッサージするように記載されていますが、強く揉むと頭皮が傷つく可能性があるので、マッサージする際は「優しく」するのがコツです。
リグロースラボは「スプレーノズル」「スポイト」が、付いてきます。
リグロースラボM15は、朝の使用に不向き?!
実はリグロースラボM15の口コミには、使用感が
- 「ベタベタする」
- 「バリバリする」
と言った声もあります。

髪の状態などによっても感じ方は様々だと思うのですが、高濃度ミノキシジルの商品は ある程度 使用感は我慢する必要があります。
サラっとした感じが好みの方だと、使用感が合わないかもしれませんね。
また、口コミの中には、「ドライヤーを使ってもベタつきが残る…」と言う意見もあったので、朝の使用には向いてないかもしれません。

とくに、リグロースラボを製造するメーカー(サファイアヘルスケア)と同じ「フォリックスシリーズ」には、
高濃度でありながらも使用感が良い!という商品もあるので、参考にしてみても良いかもしれませんね。
リグロースラボM15の臭いについては、
少しアルコールっぽい臭いはしますが「ほぼ無臭」で、とくに気になる感じはないかと思います。
臭いに関して言えば、外出時につけても周りが変な感じになることはないかと。
おすすめはどっち「スプレー」or「スポイト」
リグロースラボM15には「スプレー」と「スポイト」の両方が付属しています。
フォリックスでは、「スポイトをつけて欲しい」という意見も多くあったので、その点を考慮して両方付けるようにしたのかもしれませんね。
スポイトの特徴
メモリが付いているので、1回の使用量「1ml」がわかりやすいという点と、髪が長い場合や生え際、分け目にも、ピンポイントで上手く塗れるといった特徴があります。
ただ、いちどに1mlのメモリまで吸いあげられないことや、使用しているうちにメモリが消えてしまうといった問題点もあるため、すごく使いやすいというワケではない。
- メリット
1回の使用量が分かりやすい
ピンポイントで塗布できる - デメリット
吸い上げが弱い
メモリが消える
スプレーの特徴
手軽にシュッシュッと使えるので簡単で、ある程度 広範囲でも対応できます。
その一方で、2プッシュで 1回分の使用量の目安「1ml」になると書かれていますが、毎回ばらつきがでます。
少ないかな?と感じ、追加でプッシュすると、今度はベタつきが強くなったりと調整が難しいかもしれません。もちろん、使用量が多くなれば無くなるのも早くなります。
また 頭皮よりも、髪につきやすいといった点でも、コツが必要かもしれません。
- メリット
手軽で簡単に使える
広範囲に噴射できる - デメリット
使用量にばらつきが出る
髪につきやすい
ただ、慣れや好みもあるので、初めは両方試してみればOKです。

効果がでるまでの期間は「2〜4ヶ月」が目安
リグロースラボM15の効果がでるまでの期間は、最低でも「2~4ヶ月」が目安と言われています。
リグロースラボのパッケージを見ても、次のような文があります↓
Results take time. Results may be noticeable in as little as 2months but more often 4 months. Results may vary from person to person.
(成果がでるには時間が必要です。分かるまでには最低2ヶ月、多くの場合は4ヶ月ほどかかります。効果には個人差があります。)
日本で販売されているリアップX5の説明書にも、4ヶ月目以降から効果が認められると記載されています。
ミノキシジルの成分量が多いリグロースラボM15でも、ヘアサイクルの関係から効果が実感できる(分かる)まで時間がかかると言われているので、
最低でも4ヶ月以上は、継続することをおすすめします。
また 6ヶ月使っても全く効果が実感できない場合は、一度使用を中止する または、プロペシア、フィンペシアなど、フィナステリド内服薬の併用を検討してみるのも1つかもしれません。
リグロースラボM15の通販には「オオサカ堂」など個人輸入を利用
リグロースラボM15を「購入したい!」と思ったけど…
- 「どこで購入すればいいの?」
- 「薬局にもあるの?」
- 「通販だったらAmazon?楽天?」
リグロースラボM15は、
アメリカ製の商品になるので基本、購入は「個人輸入のみ」になります。
クリニックで個人輸入した商品を購入するというケースもありますが、
- 場所が限定されてしまう
- 価格が高くなりやすい
といった面もあるため「個人輸入代行サイト」を利用される方がほとんどだと思います。
ちなみに、薬局や、Amazon、楽天での販売はありません。
オオサカ堂なら「成分鑑定」もあるから、購入時「偽物」を心配する必要もない
個人輸入というと なんか難しいイメージがあるかもしれませんが、「代行サイト」を利用すれば 難しい手続きは代わりに行ってくれるので、大手通販(Amazonや楽天など)を利用するのと同じ感じで買い物できます。
ちなみに、代行サイトはググるとたくさん出てきます。
私は大手個人輸入代行サイトの「オオサカ堂」を利用していますが、実際に使用されている方のレビューも多く、スマホサイトも使いやすいのでオススメです。
また オオサカ堂なら、「成分鑑定」も行っているので「偽物」が送られてくるかも…なんていう余計な心配もしないで済みます。
※成分鑑定:専門機関に依頼し有効成分の有無を確認。
メーカー純正品が欲しい方は、オオサカ堂で購入できます↓
ヤマト便なら最短「3日」で届く
オオサカ堂で注文すると「ヤマト便」「国際書留郵便」から、配送方法を選択できます。
ヤマト便で注文すると「3〜5日ほど(目安)」で自宅まで届くので、とくにこだわりがなければ、ヤマト便で良いかと思います。
国際書留郵便だともう少し日にちがかかります(10日ほど)」が、仕事が忙しいなど自宅で受け取るのが難しい場合には役立ちます。

また、到着した箱(段ボール)には、商品名の記載もないので安心です。
まとめ
少し長くなってしまったので、要点をまとめておきます。
リグロースラボM15は…
- ミノキシジル15%配合の発毛剤
- 高濃度ミノキシジルでは最安値
- アメリカのサファイアヘルスケア社製
- フォリックスと同じメーカーが販売
- フォリックスFR15より1,500円ほど安い
- ミノキシジル+トリコゲン(育毛成分)を配合
- PG不使用で頭皮にも優しい作り
- 臭いは少ないが、ややベタつきがある
- スプレーノズル、スポイトが付属
以上が、ミノキシジル15%配合の「リグロースラボM15」についての紹介になります。
15%という高濃度ミノキシジルでは「最安値」の商品になるので、今後も需要は増えてくるでしょう。
高濃度の商品には興味はあったが「予算的に難しいなぁ」と考えられていた方には朗報になるかと思います。
また、記事内でも紹介しましたが、リグロースラボには
- ミノキシジル5%配合→ M5
- ミノキシジル7%配合→ M7α
という発毛剤もあります。
使用感がM15よりも良いため、初めてミノキシジルを使う人でも扱いやすいタイプになります。
出かける前(朝)の使用にも適した商品なので、M15と使い分けるのも良いかもしれませんね。
M5、M7α、については下記のページで詳しく解説しているので、合わせて参考にして下さい↓