フォリックスFR07を効果的に使い薄毛の悩みを解決!
フォリックスFR07ローション(Follics FR07)は「2017年11月」に発売が開始された有効成分に「ミノキシジル」を使った発毛剤です。
フォリックス"FR07"
有効成分のミノキシジルは「7%」と決して高濃度とは言えませんが、
- アデノシン
- アゼライン酸
- プロシアニジンB2
- プロキャピル など
16種類もの育毛成分が配合された「リアップ」や「ロゲイン」のパワーアップ版のような商品です。
なので、効果的な使い方を実践していけば、薄毛の悩み解決に役立つかもしれません。
また「全7種類」あるフォリックス FRシリーズの中でも、16種類という育毛成分は「FR10」に次いで、2番目に多い量になります。

フォリックスFR07のレビューを見ても評価が高いことは確認できますし、実際に使用してみれば、使用感の良さも実感できます。
とくに フォリックスFR07は、FR16、FR15、といった「高濃度ミノキシジルの商品をいきなり使うのに不安がある…」という方にも選ばれている商品です。
国内のミノキシジル商品(5%)より少し濃度の高いFR07は、フォリックスを始めてみるのにちょうど良い商品と言えるかもしれませんね。
使用感が掴めれば、徐々に濃度の高い商品へ移行していくこともできます。
また、使用感の良さから「朝はFR07を使用している」という方もいました。
工夫次第で、効果的に使える要素はたくさんありそうですね。
フォリックスFR07の基本情報
参考価格(容量) | 4,480円 1本60ml(約1ヶ月) |
タイプ | ローション(スプレー式) |
販売元 | アメリカ製 サファイアヘルスケア社 |
有効成分 | ミノキシジル7% |
サポート成分 | 16種の育毛成分 |
使い方(塗り方) | 1回5プッシュ 1日2回 4時間以上は洗い流さない |
この記事の目次
フォリックスFR07の基本的な使い方(塗り方)を確認する
基本の使い方
フォリックスFR07は「1日2回」
1回当たり「5プッシュ(約1ml)」の使用が基本になります。
この目安の量を薄毛が気になる部分に塗り、塗布後は「2~4分」そのまま成分を浸透させます。
この際に強くマッサージを行うと「頭皮トラブル」の原因になる可能性もあるため、優しく馴染ませる程度にしておき、使用後は手をしっかりと洗浄してください。
また 成分をしっかりと浸透させるため、塗布後「4時間以上」は洗髪しないよう推奨されています。
※1日2回以上使用しても 効果に変化がないことは、試験でもすでに確認されているので、用法用量はしっかり守るようにしましょう。
フォリックスFR07の容量は「60ml」なので、1日2回の使用なら ちょうど「1ヶ月分」になります。
白く残ったり「ベタベタ」「バリバリ」することもなく、使用感の評価も高い
フォリックスFR07は、「ボトル(本体)」と「スプレーノズル」が入っています。

※フォリックスではスポイトの販売を行っていないので、100均やネットで購入してる方が多いようです
ボトルを開けると 中にも透明な中蓋があるので、中身が漏れる心配もなくて安心です。
光の加減もあるかもしれませんが、ボトル内の色味では少しオレンジ色っぽい感じがしますが、ポンプから出すとほぼ「透明」
また 使用感についても、
フォリックスFR07はミノキシジル7%とそこまで高い濃度ではないので「ベタつきも少なく使用感も良い!」という声も多くあります。
例えば 同じフォリックスシリーズでも、ミノキシジルを15%配合したフォリックスFR15だと
- 髪がベタベタする
- 乾いた後バリバリする
- 白い粉が残ってフケに見える
といったようなデメリットの声もあるのですが その心配もないので、比較的どんな状況でも使いやすいかと思います。
臭いも「ハッカ」と「メントール」が配合されているので、スースーとした清涼感を感じられます。
好き嫌いはあるかもしれませんが、薬品の臭いよりはマシですよね。
刺激に関しても個人差があるため なんとも言えませんが、「PGフリー」にしたり「リポソーム 技術」を採用したりと工夫されているので、
口コミを見ても、痒みを感じることは少ないようです。
総合して フォリックスFR07の使用感は、シリーズ内でも使いやすい部類に入るかと思います。
5%ではなんか物足りないけど、継続のために使用感も重視したい!というのであれば、育毛成分(サポート成分)もたっぷり配合されているFR07は選択肢としてありなのではないでしょうか。
外出時(朝)に使用する方も多い商品なので、高濃度の商品と併用して使い分けるのも良いかもしれませんね。
効果を実感できるまでの「使用期間」はどれくらいが目安?
髪の毛には、毛周期という「ヘアサイクル」があって、
成長期→退行期→休止期→成長期…
という生え替わりのサイクルを繰り返しています。
成長が完全に止まる「休止期」は数ヶ月あるため、成長期に移行するまではある程度の期間が必要になります。
さらに、髪が太く強く成長するのにも時間がかかるため、発毛効果が高いとされる「ミノキシジル」を使用しても、効果を実感できるまでには「数ヶ月」かかるというのが一般的です。
例えば、リアップX5プラスの公式サイトによると、効果を実感するまでの期間について 次のように記載されています↓
毛髪が成長するには時間がかかります。効果がわかるようになるまで少なくとも4ヵ月間、毎日使用してください。本剤の有効性は4ヵ月使用後から認められています。
リアップの場合(ミノキシジル5%)だと、効果がでるまで「最低4ヶ月」かかるとされていますね。
フォリックスFR07は「7%」というミノキシジルに「16種類」の育毛成分が配合されているので もう少し早く効果を実感できるかもしれませんが、
リアップと同じ「約4ヶ月」というのが ひとつの目安になるかと思います。
また、クリニックでミノキシジル外用剤の説明を受ける際は「3〜6ヶ月」と伝えられる事が多いかと思います。
AGAの治療薬としてミノキシジルと併用される事が多い「フィナステリド(プロペシア)」も3ヶ月以上の服用が推奨されているため、フォリックスFR07の効果がでるまでの期間も「3~4ヶ月」ほどと考えておくのが良さそうですね。
プロペシアの添付文書には以下のような記載があります↓
フィナステリドの3ヵ月の連日投与により効果が発現する場合もあるが、効果が確認できるまで通常6ヵ月の連日投与が必要である。
出典:プロペシア添付文書
また、効果を持続させるためには「継続的に使用」すること とも記載されているため、ミノキシジルも継続使用した方が発毛効果がより実感しやすくなるかと思います。
FR07を使ってみたけど、全く効果が実感できない場合は?
国内で臨床試験が行われている「リアップX5プラス」の添付文書では、「6ヶ月間(半年間)使用しても効果が認められない場合は使用を中止する」よう書かれています。
このことから フォリックスの場合も「半年(6ヶ月間)」使って全く改善が見られない場合はいちど止めて、薄毛の原因をはっきりさせた方が良いかもしれません。
原因がわかれば…
- フィナステリド(プロペシアなど)を併用する
- ミノキシジルの濃度を上げる
- 育毛サプリを併用する
- 育毛シャンプーで頭皮ケアをする
など、検討すべき対策が はっきりするかと思います。
とくに FR07の有効成分であるミノキシジルは、脱毛抑制の効果を持たないためAGA(男性型脱毛症)の改善には、
- フィナステリド
- デュタステリド
といった、DHT(男性ホルモン)を抑制する成分を併用することで解決に繋がりやすいことがわかっています。

フォリックス「FR05」と「FR07」の違いは?
フォリックスには、ミノキシジル「5%」のFR05という商品があります。
ミノキシジルの濃度はフォリックスFR07より少ないものの、価格が少し安く販売されているので「どっちにしようか」迷ってる方もいるかと思います。
そこで、フォリックス「FR05」と「FR07」を簡単に比較してみました。
価格や成分をまとめると、以下のようになりました↓
価格 | ミノキシジル | 育毛成分 | PGフリー | |
フォリックスFR05 | 4,075円 | 5% | 13種類 | ○ |
フォリックスFR07 | 4,480円 | 7% | 16種類 | ○ |
※価格はオオサカ堂を参考にしています
注目するべき点は、
- 「価格」
- 「ミノキシジル濃度」
- 「育毛成分」
の3つになります。
フォリックスFR07は、FR05より、
- 400円ほど値段が高い
- ミノキシジル濃度が高い
- サポートする育毛成分も3種類多い
ちなみに、フォリックスFR05には「リジン」「アゼログリシナ」「トコフェロール酢酸エステル」の3つが配合されていません。
使用感については、フォリックスFR05、FR07、どちらも「PGフリー」になっているため頭皮に優しく設計されています。
考え方はそれぞれかもしれませんが、ミノキシジルの配合量が「2%」も多く、さらに3つのサポート成分が加わって「400円程度」の違いならお得かと思います。
また、ミノキシジル濃度が高いほど「効果を実感しやすい」という声も多くあります。
初めてミノキシジルを使用する方や、頭皮が敏感で濃度の低いものから始めてみたい、という方なら、ミノキシジル5%の「フォリックスFR05」から始めてみるのもいいかもしれませんね。
5%では難しいとされる「M字ハゲ」「生え際・前髪」にも、フォリックスFR07なら効果あるの?
ミノキシジル5%の商品であれば、国内のドラッグストア(薬局)でも手軽に購入できますが、あえて海外製の「フォリックス」の個人輸入を検討しているという方は、
より高い「発毛効果」に期待している方も多いはずです。
ということは 残念ながら5%では、期待していたような効果は実感できなかった…という方もいるかもしれません。
ちなみに 口コミでもミノキシジル5%の商品では、
「生え際の後退やM字ハゲなど、かなり進行してしまっているケースの場合、改善は難しい…」
という声も多いですよね。
そのことはリアップの添付文書でも、やんわりと触れています。
そこで!
フォリックスFR07なら、薄毛の範囲が広く生え際の後退が顕著な場合でも、効果は期待できるのか? ということなのですが…
5%ミノキシジルより実感しやすいことは確かですが、あまりにも広範囲にわたり薄毛が進行してしまっている場合、正直 FR07(7%)でも厳しいかと思います。
もちろん、個人差があるので はっきりとしたことは「専門家でもわからない」そうですが、より高濃度の商品があるということが1つの答えかもしれません。
また、かなり薄毛が進行してしまっている場合、フォリックス「FR15」「FR16」を選ばれている方が多いのも事実としてあります。
それでも、フォリックスFR07は「ミノキシジル7%」に加え「16種類」もの育毛成分が配合されているので、5%の商品よりは改善がみられるかもしれませんね。
フォリックスFR07の効果(成分)を徹底解説
フォリックスFR07の全成分
ミノキシジル7%・アデノシン・プロシアニジンB2・アゼライン酸・βシトステロール・プロキャピル(オレアノール酸・ビオチノイルトリペプチド-1・アピゲニン)・リジン・ビオチン・葉酸・シアノコバラミン・ナイアシンアミド・パントテン酸・ピリドキシン・リボフラビン・チアミン/酵母ポリペプチド・アゼロイルジグリシンK・トコフェロール酢酸エステル純水・エタノール(SDA 40B -190溶媒)・プロパンジオール・乳酸・アジピン酸ジイソプロピル・フェノキシエタノール・BG・水・PPG-26ブテス-26・PEG-40水添ヒマシ油・メントールクリスタル・セイヨウハッカ油・ピロ亜硫酸Na・ジブチルヒドロキシトルエン・リン脂質・
エスシン
※赤字:有効成分・育毛サポート成分 黒字:添加物
フォリックスFR07は、
「ミノキシジル(7%)+16種類の育毛成分」
で構成されています。
有効成分となるのは、科学的に「発毛促進効果」が認められているミノキシジルになります。
ただ FR07は、サポート成分もとても充実しているので、期待されている効果を紹介したいと思います。
ミノキシジル7%
ミノキシジルは、
- 壮年性脱毛症(加齢のよる薄毛)
- 男性型脱毛症(AGA)など
薄毛改善を目的として使用される成分であり、医学的にも「発毛効果」が世界的に認められています。
日本では「リアップ(大正製薬)」の有効成分としても広く知られており、フォリックスFR07でも一番重要な「有効成分」になります。
ミノキシジルを使用すると、発毛が促進されることは すでに事実として分かっているのですが、
「なぜ、ミノキシジルを使うと発毛するのか?」
この部分はいまだ解明できていないようで、研究が進められているそうです。

- 血管拡張作用があり頭皮の血行を改善する効果があるという説。血流が良くなると、毛乳頭へしっかりと栄養が届き、髪の正常な成長に繋がると考えられています。
- VEGFやKGFといった、成長因子(グロースファクター)の産生を促進する効果があり、毛母細胞の「活性化」や「血管新生」に役立つ成分でもあるということです。
※リアップの製造元の大正製薬は、ミノキシジルによって毛包が大きく成長する現象を「ディープグロース効果」と呼んでいます
※血行促進は発毛よりも、育毛(髪の成長)に関係していると言われています
現段階では、2つ目の「成長因子」が発毛に大きく関係しているのでは、という説が有力と考えられています。
フォリックスFR07にはミノキシジルが「7%」配合されていますが、
- リアップX5プラス
- ロゲイン
- カークランドなど
定番商品はミノキシジル 5%なので若干ではありますが、高い発毛効果に期待できると言われています。
例えば、ミノキシジル5%の「リアップX5」の臨床試験でも、1年間継続使用すると男性の「約90%」が発毛効果を実感できるという報告もあります。
5%ミノキシジルでも、これだけ素晴らしい効果が確認できているので、単純にミノキシジルの成分量が多く配合されているフォリックスFR07の方が、より発毛効果を実感しやすいと考えられます。
なお 日本国内では5%以上のミノキシジル育毛剤は承認されておらず、フォリックスのような海外製品を「個人輸入(通販)」する以外に方法はありません。
※クリニックで個人輸入された商品を購入することは可能です
アデノシン
アデノシンは、資生堂が販売する育毛剤「アデノゲン」の有効成分として国内では知られています。
リアップと違ってアデノゲンは「医薬部外品」になりますが、アデノシンもエビデンス(科学的根拠)のある成分なので、育毛に期待できると考えられています。
アデノシンもミノキシジルと同様に、発毛促進因子(FGF-7)の産生を促すことによる毛母細胞の活性化や、血行改善効果などががあるとされています。
102名(男性)を対象とした研究では、6ヶ月間のアデノシンの使用で「太い毛髪の割合が増加した」という報告もあります。
また この研究では「副作用がない安全な成分である」ことも確認されているそうです。
ミノキシジルほど強力な発毛効果はないかもしれませんが「成長因子」と「血行改善」という似た働きがあるため「相乗効果」が期待できそうです。
また、日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」でも、アデノシンは「推奨度:B(行うよう勧める)」という、ミノキシジル、フィナステリド、に次ぐ高い評価を受けている成分になります。
プロシアニジンB2
プロシアニジンB2(りんごポリフェノール)には、非常に強い「抗酸化作用」があり、
- 血行改善
- 老化防止
- コレストロール低下 など
の効果があるとされています。
アサヒグループによると、プロシアニジンはりんごポリフェノールの「約65%」を占める成分とのことです。
プロシアニジンは、もともと健康に良いことで知られていましたが、最近では「育毛にも効果があるのでは!?」とういことが分かってきてるそうです。
男性を対象とした「協和発酵バイオ」が実施した研究では、6ヶ月間のプロシアニジンの使用で、毛髪密度が有意に改善したという報告があります。
また、海外サイトでは、12ヶ月間 プロシアニジンB2を使用し、薄毛が改善した男性の写真が公開されています。
確かにこの写真を見る限りでは、頭頂部の髪がかなり増えているように見えますね。
アゼライン酸(アゼライク酸)
アゼライン酸は、穀類などに含まれる天然成分で
- 「皮脂抑制」
- 「殺菌作用」
があり、ニキビの治療薬としても海外では よく使用されています。

男性の大半が悩むAGAは「ジヒドロテストステロン(DHT)」という男性ホルモンが原因として考えられています。
DHTは、テストステロンに「5αリダクターゼ」という還元酵素が作用することで生成されます。
アゼライン酸は、この5αリダクターゼを「阻害」する働きがあるとされています。
つまり、フィナステリド(プロペシアの有効成分)と同じような働きがあるというワケですね。
1988年に発表された研究では「アゼライン酸」と「亜鉛」を組み合わせると「90%以上」の5αリダクターゼを抑制できたという報告もあるそうです。
また、プロペシアの有効成分であるフィナステリドが「2型」のみに有効なのに対し、アゼライン酸は「1型」「2型」両方の5αリダクターゼに有効と言われています。
※ただし、フィナステリドは皮膚科学会のAGAに関するガイドで、最も推奨する成分(A)として記載されていますので、上のデータはあくまでも参考程度です
アゼログリシナ
アゼログリシナ(Azeloglicina)は、イタリアの「Snerga社」が開発した成分で、アゼライク酸・グリシン・カリウムなどの化合物になります。
※主に、スキンケア商品に配合される成分です
βシトステロール(ベータシトステロール)
βシトステロールは、ノコギリヤシやアボカドなどに多く含まれる「植物ステロール」の一種になります。
アメリカの研究では、βシトステロールを含む「ノコギリヤシエキス」が、AGAの治療に効果があったという報告もあります。
効果としては、フィナステリドやアゼライン酸のように、「5αリダクターゼを阻害」する働きがあると考えられています。
プロキャピル(オレアノール酸・ビオチノイルトリペプチド-1・アピゲニン)
プロキャピル(Procapil)は、フランスの「Sederma社」が開発した育毛成分で、以下の3つの成分をブレンドして作られています↓
- オレアノール酸
- ビオチノイルトリペプチド-1
- アピゲニン
- オレアノール酸
AGAの原因となる5αリダクターゼを阻害する働きがあるとされ、フィナステリドと似た効果に期待。名古屋大学などが行った研究では、AGAに対し オレアノール酸を外用として使用することで「14例中3例」に有効性が認められたとの報告があります。 - ビオチノイルトリペプチド-1
ビオチン(ビタミンB7)とトリペプチド-1によってつくられる成分。Sederma社によると、ミノキシジルと同じくらい髪を成長させる効果があるとされています。
研究※では「毛包組織」に、ビオチノイルトリペプチド-1とミノキシジルを2ppm添加して14日間培養した結果、両者で同程度(+58%)の毛髪を成長させる効果が確認できたとされています。 - アピゲニン
フラボノイド(ポリフェノール)の一種で、プロキャピルには「オリーブの葉」から抽出されたアピゲニンが配合されているそうです。
アピゲニンの働きとしては、頭皮の血行促進、抗酸化作用、抗炎症作用などが期待されています。また、AGAに関与する「TGF-β1(トランスフォーミング増殖因子)」という物質を減らすという研究結果の報告もあります。
※両者ともにコントロールと比較して58%も毛包が大きくなっていることを確認
※ビオチノイルトリペプチド-1の量を5ppmに増やすと成長力がアップすることも確認
これら3つの成分を配合した「プロキャピル」は、臨床試験でも 4ヶ月間の使用で「成長期の髪が増える」ことが確認されています。
ポラリスNR-08ではこれらの成分は別々に配合されていましたが、フォリックスFR07ではプロキャピルとして、まとめられて使用されています。
トコフェロール酢酸エステル
トコフェロール酢酸は「ビタミンE」の一種です。
皮脂の酸化を抑え、肌荒れの原因となる「過酸化脂質」の分泌を減らして頭皮を保護する効果があります。

トコフェロール酢酸は、
- 「リアップX5プラス」
- 「リアップリジェンヌ(女性用)」
にも配合されている成分で、経口錠のトコフェロール酢酸エステルは「医薬品」としても販売されています。
※経口の場合、ビタミンEの欠乏症や末梢循環障害のために使われます
リジン
リジンは「アミノ酸」の一種で、髪の90%以上を構成する「ケラチン」というタンパク質をつくるのに必要な成分です。
育毛サプリによく使われる成分なので、ご存知の方も多いかと思います。
イギリスの「バイオサイエンティフィック社」によると、リジンにはミノキシジルの効果を高める働きがあると報告されています。
ミノキシジルとリジンは「相性が良い!」とされているので、薄毛で悩んでいる方で リジンや亜鉛をを配合した「育毛サプリ」を飲んでいる人も多くいます。
ビタミンB群
フォリックスFR07には「8種類」ものビタミンBが配合されていて、ビタミンBは 髪や肌の健康をサポートしてくれる「育毛サプリ」では定番の成分になります。
ビタミンB(8種)
チアミン(B1)・リボフラビン(B2)・ナイアシンアミド(B3)・パントテン酸(B5)・ピリドキシン(B6)・ビオチン(B7)・葉酸(B9)・シアノコバラミン(B12)
中でも「ビオチン」と「パントテン酸」は、とくに育毛の分野でも注目されている成分になります。
フォリックスには、高濃度タイプの「FR15(15%)」「FR16(16%)」といった商品もありますが、ここまで豊富にビタミンBは配合されていません。
フォリックスFR07は、ミノキシジルこそ控えめな仕様になっていますが、その分「育毛サポート成分」がたっぷり配合されているため、ミノキシジルの「発毛効果」を最大限にまで引き出す事が可能となっています。
フォリックスFR07の副作用・初期脱毛
使い方で気になる点として「副作用」や「初期脱毛」といった部分も心配ですよね。
フォリックスFR07に含まれる「ミノキシジル」は、医薬品指定の成分であるため 副作用についても詳しく調べられています。
また、アデノシンやアゼライン酸などの「育毛成分」については、大きな副作用は報告されていないようなので、基本的には「ミノキシジル」の副作用に注意しておけばいいかと思います。
ミノキシジルには、以下のような副作用が報告されています↓
ミノキシジルの副作用
頭皮の痒み・かぶれ・フケ・発疹・発赤(頭皮が赤くなる)・めまい・頭痛・胸の痛み・動悸・顔や手足のむくみ・体重増加・体毛増加など
国内で行われたリアップの臨床試験によると「頭皮の痒み」や「炎症」などの、皮膚関連の副作用の発症頻度が高いことが分かっています。
また ミノキシジルは、成分量が多いほど効果も強いとされる一方で、副作用のリスクも大きくなると考えられています。
※高濃度の商品の方が痒みなどの頭皮トラブルが多いという声もあるようです
もしも ミノキシジルの濃度で副作用にも変化があるとすれば、フォリックスFR07はリアップX5より「2%」ミノキシジルが多いので、多少副作用も感じやすくなるかもしれません。
ただ 口コミを見る限りでは、ミノキシジル「7%」で急激に副作用が大きくなるということはないようですが、個人差があることなので注意するに越したことはないかと思います。
※ミノキシジルには血圧を下げる働きがあるため、血圧に異常のある方や心臓に障害がある方などは医師に相談してから使用した方が安全です。
FR07でも初期脱毛が起こる可能性はあるの?
初期脱毛とは、発毛効果がある成分を配合した商品を使用し始めた際に、一時的に(数日から数週間ほど)抜け毛が増える現象(症状)を指しています。
とくに、ミノキシジルやフィナステリドなど、医学的にも効果が認められている発毛剤を使用すると初期脱毛が見られやすいと言われています。
ただ 初期脱毛は、古い髪が新しい髪に「生え替わる」ために起こる現象と考えられているため、決してネガティブな印象を持たずに続けていく事が大切とされています。
※健康な髪が発毛してきて、元気のなかった成長が止まってる髪が押し出されて、抜けていくイメージ。既に弱ってしまった髪(休止期)は、それ以上成長できないので、一度リセットしてしまうというワケですね。
そのため、初期脱毛は「発毛のための準備期間」という ポジティブな捉え方をされる方のほうが多いです。
フォリックスFR07は「7%」と比較的 効果もマイルドなので、口コミを見ても初期脱毛が見られる方も多くはないようです。
ちなみに初期脱毛は「気づかない程度」の方も多いため、初期脱毛が起きないから「効果がない(発毛しない)」というワケではありません。
ただし、6週間経っても抜け毛が止まらず効果が得られない(実感できない)場合は、使用中止するようにとのことです。
初期脱毛は長くても「1ヶ月ほど」で収まることがほとんどであるため、それ以上(目安としては6週間)に初期脱毛が続く場合は、フォリックスに含まれる成分が合わない可能性もあるそうです。
フォリックスの公式サイトにも次のような記載があります↓
「Nevertheless, in rare instances where shedding does not stop after 6 weeks of regular use, we recommend you pause the use of FOLLICS treatments and consult your doctor as other issues may be affecting your hair loss.」
「フォリックスを使い始めてから6週間経過しても抜け毛の増加が止まらない場合は、他の原因で抜け毛が起きている可能性があるため、使用を中止し医師に相談して下さい。」
この文章を参考にすると、フォリックスでは「6週間以上」は初期脱毛の範囲外だと考えているようですね。
フォリックスFR07とポラリスNR-08の違いを比較
フォリックスFR07は販売終了となった「ポラリスNR-08」の後継商品とも言われています。
- 新たに育毛成分が追加
- PG不使用で低刺激に改善
フォリックスFR07は、オオサカ堂など多くの個人輸入代行サイトで人気だったポラリスNR-08の「改良版」とも言えるワケです。
成分の違いを比較
まずは 「フォリックスFR07」と「ポラリスNR-08」お互いの成分を比べてみると…最も重要な有効成分である「ミノキシジル」の濃度は、
フォリックスFR07、ポラリスNR-08ともに「7%」で同じのようです。
その他 サポート成分である
- アデノシン
- プロシアニジンB2
- アゼライン酸 など
ポラリスで使用されていた「育毛成分」は全て、引き続き配合されています。

1つ目…
「アゼログリシナ・トコフェロール酢酸エステル」が追加された。
フォリックスFR07には、ポラリスNR-08にはなかった
- 「アゼログリシナ」
- 「トコフェロール酢酸エステル」
という2つの育毛成分が追加されています。
- アゼログリシナ
AGAの原因となる男性ホルモン(DHT)を抑制するアゼライン酸の化合物。 - トコフェロール酢酸エステル
「ビタミンE誘導体」で、頭皮の「炎症」や「臭い」を抑える効果があるとされている成分。リアップにも使われています。
ポラリスNR-08も十分な育毛成分が使われていたのですが、この2つの成分が加わることで フォリックスFR07は、それを超える「16種類」の育毛成分で構成になりました。
2つ目…
頭皮の痒み・炎症などの原因「プロピレングリコール」がフリーになった。
フォリックスFR07は、プロピレングリコールという添加物を不使用(PGフリー)にし「低刺激」に改良しています。
プロピレングリコールはアルコールの一種で、
- 「乳化剤」
- 「保湿剤」
など、様々な目的で使われていました。
※身近なところでは育毛剤以外にも、化粧水や、シャンプーなど多くの製品に使用されていましたが、最近はPGフリーの商品も多くなってきています
少量なら安全性に大きな問題はないとされているのですが、育毛剤に配合されていると頭皮の、
- 「痒み」
- 「かぶれ」
- 「炎症」
など、副作用を引き起こす可能性があると指摘されていました。
実際にプロピレングリコールが使用されていた「ポラリスNR-08」を使っていた人の中には「頭が痒くなった」「刺激が強くかぶれた」という声も結構あったようです。
この点を踏まえたフォリックスFR07は、プロピレングリコール未配合のため、痒みや「炎症などの「頭皮トラブル」の刺激性が低くなって改良されています。
リポスフィアテクノロジーで成分の浸透力もアップ?!
ポラリスNR-08で使用されていた「リポスフィアテクノロジー(Liposphere technology)」という技術は、フォリックスFR07でも 引き続き採用されています。
リポスフィアテクノロジーとは、有効成分を「リポソーム」というリン脂質の膜でカプセル化する最新技術のことです。
人間の皮膚に類似させることで、頭皮の奥深くまで成分を浸透させることが可能となります。
出典:http://www.kose.co.jp/company/ja/research/secretstory/liposome/
つまり、フォリックスFR07の有効成分であるミノキシジルなどを「最大限」に発揮させるための最新科学を駆使した技術になります。
また 皮膚への刺激を抑えることができ、頭皮トラブルの低減にも役立つとされています。
フォリックスFR07は「PGフリー×リポスフィアテクノロジー」で、さらに低刺激で使いやすいように改良されているワケです。
リポスフィアテクノロジーは、育毛剤だけでなく「化粧品」などにも応用されている技術で、日本では「KOSE」が リポソームの可能性に早くに目を向けて「研究開発」に力を入れていているようです。
販売価格を比較
個人輸入代行サイトの大手「オオサカ堂」では、以下の「価格」で販売されています↓
参考価格 | |
フォリックスFR05 | 4,480円 |
ポラリスNR-08 | 4,480円 |
※ポラリスNR-08は販売終了時の価格です
フォリックスFR07も、ポラリスNR-08と同じ価格で販売されており、値段に違いはありませんでした。
成分内容は改良されているのにも関わらず「同じ価格」というのは嬉しいですよね。
オオサカ堂なら「送料無料」&「最安値」でフォリックスFR07が注文できる
2017年11月から、フォリックスシリーズは複数の輸入代行サイトで販売が開始されています。
以前から個人輸入を利用していた方は、引き続きそのサイトを利用すればいいかと思いますが、初めての方には「オオサカ堂」がオススメです。
オオサカ堂は、1997年開設した「20年以上」の実績のある老舗サイトで、ミノキシジル商品やプロペシア(ジェネリックなど)を安く購入できることでも有名です。

オオサカ堂では「成分鑑定」も実施していて「偽物」の心配をすることなく利用できるのも大きなメリットです。
偽物の心配なし!アメリカの「厳しい基準」をクリアした商品のみを取り扱っている
フォリックスFR07は「アメリカ」のメーカーが製造している商品になります。
「フォリックス FRシリーズ」
「Sapphire Healthcare LLC」
(サファイア・ヘルスケア社)
アメリカには、FDA(アメリカ食品医薬品局)が管理する
「cGMP(current Good Manufacturing Practice)」
という品質基準があり、フォリックスもこれに従って製造されています。
cGMPは、医薬品や化粧品の安全性を担保するもので、非常に厳しいことで知られています。

海外からでも最短「3日」で到着!
オオサカ堂でフォリックスFR07を注文すると、発送方法が
- 「ヤマト便」
- 「国際書留郵便」
のどちらかを自由に選択できます。

どちらを選んでも 商品はしっかり届くので問題はないのですが、強いて言えば「ヤマト便」は届くまでが非常に早い(スピード便)のが特徴と言えます。
- 国際書留郵便→ 約5~10日
- ヤマト便→ 約3~5日
ただし、ヤマト便は自宅で受け取らなければいけないので、その点は注意しましょう。
なお フォリックスFR07は、「5%以上」のミノキシジルを使用しているので、1ヶ月に1本までしか個人輸入(通販)はできません。
※厚生労働省の個人輸入の案内には、ミノキシジル5%以下の商品のみ「2ヶ月分」を一度に輸入できると記載されています。購入の際は自身でも いちど確認ください
商品購入&レビュー投稿で、ポイントをダブルGET!
フォリックスFR07は多くの通販サイトで販売されていますが、価格に大きな差はなく だいたい「4,480円(前後)」で販売されています。
なので、最安値で購入するには、ポイントの還元率が重要になってきます。

オオサカ堂では、
- 商品購入時(ポイント還元)
- レビュー(感想)投稿
2回ポイントがもらえるので、次回の買い物から もっと安く購入できます。
商品購入時のポイントは、オオサカ堂で買い物した時にもらえるポイントです。
オオサカ堂には「会員ランク」というシステムがあり、フォリックスFR07を「毎月1本」買うだけでも、ランクアップできます。
この会員ランクが上がると、ポイント還元率がかなり良くなるので、このシステムは他にはないオオサカ堂の強みです。
そして 商品が届いてからオオサカ堂に「レビュー」を投稿すると、さらにもう1回ポイントが付与されます。
レビューと言っても難しく考えずに「フォリックスFR07を使ってみた感想」を簡単にまとめればOKです。
※私がレビューする時は「買う前こんなことに悩んでたなぁ」と思うことに対して、実際はこうだったよみたいなことを書く事が多いですね。例えば、何日で到着しました!とか
フォリックスのような商品は「継続」が必要なので、ポイントはしっかり貯めて少しでも安く購入した方が、続けやすいのでオススメです。
オオサカ堂なら、お得なセット商品も狙い目
オオサカ堂では、フォリックスFR07の「お得なセット」の販売もあります。
》フォリックスFR07ローション60ml1本 + フィナロイド1mg30錠1箱 + ニナゾルシャンプー1本 + Lリジンプラス250錠1本
セット内容
- フィナロイド:プロペシアジェネリック
- ニナゾールシャンプー:ケトコナゾール配合
- Lリジンプラス:育毛サプリ
- FR07:ミノキシジル発毛剤
いずれもオオサカ堂の人気商品で、別々に買うより「2,000円ほど」安くなります。
- フィナロイド
フィナステリド「1mg」含有したプロペシアのジェネリックです。フィンペシアとも同一成分で、男性型脱毛症(AGA)の治療には不可欠な成分。 - ニゾラールシャンプー
ケトコナゾールという成分を配合していて、殺菌作用があり、頭皮の「痒み」「フケ」「脂漏性皮膚炎」の治療などに使われます。また、男性ホルモンを抑える効果もあるとされる。 - Lリジンプラス
「L-リジン」と「亜鉛」を配合した育毛サプリになります。L-リジンは、ミノキシジルの効果を高める効果があるとされているため、フォリックスFR07との「相乗効果」に期待。
このように、男性で最も多いとされる「AGA」の治療に必要とされるアイテムがこのセットで揃うようになっています。
既にフィナステリドなどを服用している人は単品購入でもいいですが、これから薄毛治療に取り組む方は、お得なセットを検討してみても良いかもしれませんね。
まとめ
少し長くなってしまったので、要点をまとめておきます。
フォリックスFR07は…
- ミノキシジル7%の海外製「発毛剤」
- ローション(スプレータイプ)
- 育毛成分が「16種類」も配合
- 育毛成分はフォリックス内でもいちばん多い
- プロピレングリコール不使用で低刺激に改良
- ポラリスNR-08と同様の効果が期待(移行も問題なし)
- リアップ、ロゲイン、より若干 高い効果が期待できる
- 使用期間は「3~4ヶ月」の継続が目安
FR07以外のフォリックスの商品については、下記のページにまとめています。興味のある方はあわせて参考にしてみてくださいね。
フォリックスシリーズ(個別記事)